酸素は良いことだけじゃなく、不調の原因にもなりうるのか

酸素は私たちにとっては必要不可欠。

酸素がなければ死んでしまうからね。

呼吸して酸素を取り込んで、体内で利用するから生きていける。

酸素はとっても大切。

だけど、

今の不調の原因が酸素だとしたら?

酸素を取り込まないようにする?

って不可能ですよね。

そもそも、なぜ酸素が不調の原因になるのか。

活性酸素って聞いたことあります?

活性化した酸素。その名の通り。

この活性酸素って、免疫機能や細胞の情報を伝達する物質として活躍している一方で、裏の顔もある。

もっともなことは、

細胞を傷害すること。

細胞が傷害されると、

各種病気の種になるほか、老化にも影響するために、健康面でも美容面でも大きなマイナスになる。

なんで傷害されるのか、、

まず、

酸素を取り込むと、それはエネルギーを作るために使われるんだけど、そのエネルギーに変換される過程において普通は分子を4つ渡して水になる。

だけど、

全てが水に還元されるわけじゃなくて、分子を4つ渡しきれなかったものは、

スーパーオキシド・過酸化水素・ヒドロキシラジカルっていうものになってしまう。

これらが活性酸素って言われているものの正体。

本来は酸素はエネルギーを作り、その過程において水にもなるんだけど、その過程において分子を4つ渡し切れなかったものは活性酸素になってしまうってこと。

この活性酸素って、すごい敏感なの。

ちょっとしたことですぐに反応を起こす。

活性酸素によって細胞が酸化されると、酸化された細胞にまた活性酸素が反応して酸化させて・・・って素早いループになる。とっても早い連鎖反応ってこと。

例えば、この反応が脂質に起こると、みなさんご存知の動脈硬化や心臓疾患の原因になるとも言われてる。

さらに、核酸に起こるとDNAが傷付けられてガン化したり、タンパク質に起こると酵素の機能に影響を与えて酵素が十分な役割を果たせなくなったり、、、

色々と都合が悪い。

だから、

私たちの体には活性酸素は必ず作られるものだけど、必要以上にあると困るから活性酸素を除去する仕組みも備えてる。

まず一つ目は、

活性酸素を消す酵素がある。

その酵素は2つあって”スーパーオキシド消去酵素”と”過酸化水素消去酵素”。

これらの酵素が活性酸素と結びついて酸素や水や過酸化水素に変えてくれる。

そして二つ目。

これは抗酸化物質。

メジャーな抗酸化物質はビタミンC。

ビタミンCは先ほど、活性酸素はすぐに反応するからあっという間に連鎖反応が起きてどんどん細胞が酸化されていくって言ったけど、この反応性を防いでくれる。

次にビタミンE。

ビタミンCは水に溶ける水溶性っていう性格を持ってる。

反対にビタミンEは脂肪に溶ける脂溶性っていう性格。

私たちの細胞は、細胞の中身が細胞外に溶け出ないように脂肪の膜で包まれてるんだけど、その周辺に作用して細胞が酸化されるのをそこで防いでくれている。

以上が主な抗酸化物質だけど、痛風の原因として悪者にされている尿酸なんかも実は抗酸化作用があることが最近分かったらしい。尿酸についてはまだわからないことが多いから、なんとも言えないけど。

そして、これらの活性酸素から細胞が傷付けられるのを防げると結局何が良いかって、

炎症を防げることにつながる。

炎症って不必要な時に起こると、痛みだったり痒みだったり色々と悪さして、痛みや体調不良に深く関わるでしょ。

花粉症とか、頭痛とか、神経痛とか、、、

色々。

治療受けたりしても、検査しても異常がない痛みや体調不良って、

活性酸素が除去し切れないで、細胞が酸化して起こってること多いと思う。

慢性的な疾患の患者さんに、各種栄養状態を確認して、それに加えて抗酸化のビタミンを渡すと症状が落ち着くことがあるからね。しかも少なくない。

他にも糖分とかいろんな要因はあるけど、長くなるからこの辺で。

長ーく患っている不調とか、痛みは活性酸素が関係してるかもね。


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