漢方って本当に効くの?

漢方は、

本当に効くの?

ずっと飲んでるけど、効果がいまいちわからない、なんだか効いている様な気はするけど、

という人から、

漢方飲んだら、すごい良くなった、効いた、

って人まで様々。

解熱剤のように、

万人に効果が出るようなものではない。

と思っている。

これは、

東洋医学の曖昧さに原因があると思う。

ただ、誤解がないように言っておくが、

曖昧という意味は、

治療する人、処方する人の技量がピンキリっていう事。

例えば、

同じ人を診て、

Aの漢方医は「カミショウヨウサン」

Bの漢方医は「トウカクジョウキトウ」

といった、同じ人でも処方する人によって見立てが違うから、

処方される漢方も違うって事。

その見立ての違いは、

経験や知識の差だと感じる。

実際、鍼灸治療だってそうだしね。

経験と知識がほぼ90%、それに才能やセンスが10%って感じかな。

だから、

西洋医学の化学の薬のように、

風邪をひいて発熱したら、解熱剤出します。

ってならない。

解熱を目的としたら、

解熱剤があるのが薬。

漢方では、

風邪ひいて発熱したら、

A・熱があるということは虚実の実が多いから、実を抑えるものを出します。

B・熱があるということは虚実の虚が少ないから、虚を補うものを出します。

こんな感じで、

何通りも処方が出来上がる。

それが、患者さんの体質や症状に合致すれば、

治る。

ただ、

とてもピンポイントで的中させないと、

あまり効果が出ない。

まして、

一般的には漢方は3ヶ月飲み始めて効果が感じてきます。

なんて言われたら、

処方が間違っているのか、まだ効果が出ていないのかわからない。

こういうところが、

先述した「曖昧さ」。

だけど、

この曖昧さこそ、

万人の人を診るにあたって、その人の症状はもちろん、体質や既往歴、生活習慣など全てを加味して一人ひとりに見合ったものを提供できる、

ということでもある。

西洋医学では、

エビデンスが基本だから、それから漏れる人は原因不明となる。

東洋医学では、

個人全体を診察してその人に見合った治療が出来るが、見立てが違うと治らない。

この両者のメリット、デメリットは正反対だと言われている。

ただ、

ここで、どちらかが良くてどちらかが悪い、という考えはナンセンス。

両方あるなら、

両方使えば良いじゃん。

西洋医学の診断で、はっきりわかっていることがあるなら、

その情報を元に東洋医学的な見方で、個人に合わせて味付けをしてあげれば良い。

逆に、

東洋医学一辺倒な人は、

調子が良くて治っているなら、それで良いけど、治っていないなら、

西洋医学で原因をはっきりさせることも必要。

日本には、

西洋医学も東洋医学も高いレベルで資源として備わっているんだから、それを使いこなせるかどうか、

これが今後の鍵になる。

ただ一つ不便なのは、

情報量の多さ(正確な情報からネットでのデマまで)、提供する機関の多さ(多くの病院の数や膨大な鍼灸やマッサージ施設の多さ)。

この中から、

本当に自分に見合ったところを探すのは、

宝くじに当たるほどまでは言わないが、

相当難しい。

だから、

自分の信頼おける知り合いの人に聞いてみて、紹介してもらうのが一番。

紹介はその人が結果が出て、実際に良いと思って紹介してくれるんだから。

だけど、

ネットでは好きなこと言いたい放題、書きたい放題、捏造したい放題だから。

ホームページで何万人の改善実績、ガンを治しました、芸能人がきてます。

ましてそこに口コミなんかも加わると、

いかにも本当のように見える。(もちろん、本当の所もあるし、事実である場所もある)

こんなのいくらでも書けるからね。事実でないとしても。治療受けたら本当かどうかすぐわかるけど。

だから、

本当?

って思う。

本当に凄腕の先生がいるところは、

口コミが全ての宣伝だから、

案外ホームページは普通のことが多いし、少し行きにくいアクセスしにくいような場所にいたりする。

紹介してくれる人がいない人や、人に言いにくい症状で自力で探している人は、

結局は一度受けてみるのが究極ではあるけど、

ホームページを見て、

表面的な言葉に踊らされるんじゃなくて、

その人がどういう思いやスタンスでやっているのかを、

見極めた方が良いと思います。

(大きなグループや大勢のところは、その人のスタンスというよりは会社のスタンスだから治療する人によって全く違うから、個人的には大勢のところではマンツーマン制がある所か、あとは個人で小さくやっている所をお勧めします)

漢方は効くのか、というテーマから最後はやや脱線しましたが、

結局は、

漢方は処方する人の技量によって効きます。

ということです。

鍼灸やマッサージも、同じ東洋医学的な範疇であるから大抵当てはまると思います。

最後に、

私の師匠の中野先生はアメリカで治療していて漢方も処方するけど、

「漢方は処方が当たればすぐに効く。そんな3ヶ月も半年も飲んで効果ないのは全然効いてねーんだ」

って言ってた。

さらに、

「体質は数ヶ月で変わるから、ずっと同じ漢方飲むとかありえない」

とも言ってた。

臨床歴30年、臨床数10万人以上の人が言うんだから、

本当だろう。

私は日本で開業しているので、まだ漢方を処方する準備段階ではあるので漢方自体は今のところ取り扱ってないけど、

メガビタミン療法(藤川理論)という栄養からアプローチする方法で、今は治療しています。

このメガビタミン療法は、

うちでも効果が出ているし、多くの人が改善を実感しています。私自身も実践していて効果を感じています。

以上の内容が、

皆さんの症状がいち早く改善することに少しでもお役に立てれば幸いです。


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