頭痛(後頭部の痛み):治療

症状

2〜3日前から後頭部が痛くなってきた。もともと頭痛持ちで多くは目の奥や側頭部に片頭痛のような症状の頭痛のことが多いが、今回の頭痛は頭の後ろの後頭部に痛みがある。痛み止めを飲んだりしていたが全く効かなかった。

動作チェック

今回の主訴は頭痛なので、自分自身で今時点での頭痛の感覚を覚えてもらう。

身体チェック

頭痛の他に首肩こりもあるが、背中までは痛みはないこと、腰痛も今はないこと、足の冷えがかなり辛いことを考慮して上向きからスタート。

まずはお腹から。

胃、腎、子宮、膀胱、左卵巣、左大腸、膵、脾、右卵巣、右大腸、胆

の反応あり。

次にソケイ部。

左右ともにソケイ靭帯は硬く張っており、ソケイ部も左右ともに張っているが特に左の方が張っていて痛みも出ている。

次に首。首を細かくエリア別に分けてみると、

後ろ:右・上から1、2、3、4番目。 左・上から1、2、3、4番目。

横:右・なし。 左・上から2番目。

以上に痛みがある。

治療

まずは、

額に1本。

これで最初診た所がどのくらい改善したか確認。

お腹は、

胃、腎、子宮、膀胱の反応が取れる。

ここが取れれば第一段階はOKで、次に。

左右の足に1本ずつ。

これで先ほど診た以外の所の確認。

お腹は、

膵、脾、左大腸、右卵巣、右大腸、胆

の反応が取れた。

ソケイ部は左の真ん中の部分だけ硬さが残るが、その他はソケイ靭帯、ソケイ部ともに左右とも柔らかくなる。

次に首。

後ろの左右の上から1番目の痛みが残るが、その他は全て取れる。

まとめると、今時点で反応が残るのが、

お腹:左卵巣

ソケイ部:左の真ん中

首:後ろ側の左右の上から1番目

以上の箇所。

特に左卵巣の反応がまだ強くあったので、

左足に1本追加。

これで

再確認すると、

左卵巣の反応が取れて同時に左ソケイ部の真ん中の張りも取れる。

さらに左右の首の後ろの上から1番目の痛みも取れる。

そのまま足を温めながら20分。

その後針を取って、起きて頂き頭痛の確認。

「あー、最初より楽になって首とか肩は何も感じないけど、後ろの付け根がまだ痛い。」

ということで、まだ後頭部の首と頭の付け根に痛みがあるのだそう。

そこで、足がかなり冷えて辛い、ということも考えて、うつ伏せで、

腰に針をして、さらにお灸で温める。

そして、再度起きて頂き頭痛の状態を確認してもらうと、

「あー、もう大丈夫。痛くなくなった!」

と言いながら、

「さっき腰に針したでしょ?その時に一気にスーッと頭痛が抜けたの〜。しかもじわーって針した瞬間にあったかくなったよ」

とも言っていました。お灸もしましたが、お灸の前の針をした段階ですでに暖かさを感じていたようです。

ということで、頭痛も取れて首肩もすっきりしたので今回の治療は終わり。

次回は様子を診て、痛くなりそうな時に来ていただくことに。

考察

今回の頭痛のケースはいわゆる「緊張型頭痛」という分類のものに近かったです。ただ、お腹の左卵巣の反応がかなり最初は強かったので、ホルモンバランスの崩れと冷えがかなり体に入っていたのでしょう。また、冷えやホルモンバランスの崩れは、外気温が寒いので環境的にもなりやすいことに加えて、自律神経の乱れからも来ていると感じました。

その証拠に、最近疲れが抜けなかったり、ストレスがいつも以上に多くないか聞いてみると、睡眠不足もあるし、仕事のストレスもいつも以上にあったということでした。

性格的に頑張りすぎるので、少しリフレッシュをするようにお伝えしましたが、そのような性格の人はリフレッシュするのが苦手です。そんな人は歩いたりジョギングしたり筋トレしたりと運動を行うことで、自然と何も考えずにリフレッシュすることができるのでおすすめしています。

治療以外でも自分自身で出来ることはたくさんありますが、やり方が分からなければどうにもならないので、当院ではそこまで皆さんにお伝えしています。そうすることで、少しでも皆さんの日常が快適になってもらえれば幸いです。

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