股関節痛:治療

症状

先日、たくさん歩いたせいか右の股関節が痛くなった。以降、右に体重をかけると股関節が痛い。ただ、痛くて歩けないとかそのようなことはなく、日常生活は普通に出来るが痛みがある。

動作チェック

右足に全体重をかけると右股関節に痛みが出る。

そのほか、右足を回したり外に開いたり、内に閉じたりしても特に痛みは出なく問題ない。

身体チェック

股関節といっても前側のソケイ部の痛みで、横側は痛くないこと、その他に右膝の重たさがあることを考慮して上向きからスタート。

まずはソケイ部から。

右ソケイ部は、内から外にかけて全体的に張っていて痛みもある。また、ソケイ靭帯の張りもある。左と比べても明らかに張りが強い。

そのまま下に降りて、モモもチェック。モモは横側にある腸頸靭帯が張っていて痛みも伴う。また、前側の四頭筋も張っている。左右で同じ場所を比べると右の方が圧倒的に張っている。

次にお腹。

胃、腎、子宮、肝、胆、右卵巣、右大腸

以上に反応あり。

次に首。

右側の胸鎖乳突筋が左よりもかなり張っていて痛みも伴う。

以上を踏まえて治療に。

治療

まず最初に、

額に1本。

これで最初に診た所が改善してるか確認。

お腹は、胃、子宮、腎の反応が取れて全体的に柔らかくなり、ソケイ部も最初よりも緩む。

次に、

右足に1本追加。

これで再度どう改善したか確認。

まずはソケイ部。

ソケイ靭帯の硬さが取れて、ソケイ部も外側の痛みと張りがなくなる。

今時点でソケイ部は内側に張り感だけが残る。

モモの横は腸頸靭帯の張りがなくなり、四頭筋の張りもなくなってモモが全体的に柔らかくなる。

次にお腹は、肝、卵巣、大腸、胆の反応が全て取れて、反応が全部なくなる。

首の胸鎖乳突筋の張りも取れて、これで全身的に張り感は取れてほぼ左右同じになる。

そして、右ソケイ部の内側にのみ張り感が残ったので、

右足に1本。

これで再度同じ場所を確認すると、張り感は取れてグッと押しても本人もわかるくらい柔らかくなる。

これで最初にチェックした悪い箇所は全て取れたので、そのまま足を温めながら20分。

その後針を取って、起きて頂き動きを確認してもらう。

右足にぐっと体重をかけると

「あー痛くない。あれ?でも少しまだ出るかな?」

と言いながら全体重をかけている。

最初よりも改善したが、まだ痛みが出るので、

うつ伏せで、

右腰に1本針をして、右のモモ裏のハムストリングスを軽くマッサージして、

針を取って起きてもらい再確認。

右足に体重をグッとかけると、

「あ!全然痛くない!あれー?不思議〜!右膝もだいぶ軽い!」

と言いながら何度も体重をかけたり、足をぐるぐる動かしたりしても痛みが出ないので、今回の治療は終わり。

考察

ソケイ部の痛みの治療は大きく分けて2つ。まずは腰痛を伴う場合。腰痛を伴えば背骨の歪みが考えられるので、そちらから治していかないと治りきらない。次に膝痛を伴う場合。こちらはソケイ部自体をしっかりと緩ませないと治らない。

腰痛があるときは背骨の歪みを取れば、ソケイ部の痛みもかなり緩和されるし、膝痛がある場合はどこかという事でなく、ソケイ部そのものをしっかりと緩ませないと痛みは取りきれないことが多いです。

このように股関節といってもソケイ部なのか、股関節の関節自体なのか、細かく診る必要があるし、その中でもソケイ部といっても前なのか横なのかということもあるし、更に腰痛があるのか、膝痛があるのかによっても全然重要ポイントが変わってきます。

治療をしていく上で、常にどこが原因なのか考えて最適な施術が出来ると、きちんと改善して改善スピードも上がります。股関節痛でお悩みの皆さん、本当の原因をしっかり治療してくださいね♪

関連記事

  1. 膝痛:治療

  2. 右足のしびれ:治療

  3. 背中の張り:治療

  4. 腰痛(分離症):治療

  5. 座骨神経痛:治療

  6. 膝と股関節の痛み:治療

PAGE TOP