肩の痛み(腱板損傷):治療

症状

昨日スノーボードに行き、滑走中に前にいる人が急に転倒したのでそれを避けようとしたら、バランスを崩して自分も転倒。その際に左手をついて転倒したので、その瞬間左肩に激痛が走った。しばらくは痛かったが、そのまま我慢して滑っていたら、少しずつ痛みは和らいできたが、一日経った今もまだ痛みは残る。

動作チェック

左肩を上げる(外転)と80°までしか上がらず、痛みも強い。

服にそでを通すような動きで痛みが出る。現在も腕を通すと痛みがかなりある。

身体チェック

左肩以外は何も症状がないので、横向きでスタートしようと思ったが、左の肩甲骨周りまで押してみると痛みがあったので、うつ伏せでスタート。

まずは背骨から。

頚椎3、4、5、6、7番、胸椎1、2、4、5、6、7、8、9、10番に痛みがあり、特に胸椎の5、6番はかなり痛みが強い。

次に首を診ると、首の横側にある胸鎖乳突筋という筋肉が左側が右に比べて圧倒的に張っていて、痛みも出ている。

肩関節も後ろ側(ツボでいうと肩貞)と前側(結節間溝)に痛みがあり、そのほか肩の上の部分(一般的に肩こりの場所)と左の肩甲骨の内側に3点痛みがある。

また、左の背中の筋肉が変な感じで盛り上がっているので、胃潰瘍や胃炎など何か病気になったことはあるか尋ねると「そういえば、1週間前に胃腸炎になりました」とのこと。

治療

最初に、

頭に1本。

これで最初に確認した場所が良くなったか確認すると頚椎、胸椎の痛みが全て取れて、その他の場所も最初よりもかなり柔らかくなる。

次に、

左腰に1本。

これで背骨以外の身体チェックで痛かったところを再確認。

左首の胸鎖乳突筋はかなり緩んではいるが、まだ下の方が硬さがあり、痛みもある。

背中の盛り上がりはほぼなくなる。

肩関節は、前側と後ろ側はまだ少し痛みが残る。肩の上の部分(肩こりの場所)も少し張りが残る。

なので、

左後頭部に1本追加。

これで再確認。

左の首の胸鎖乳突筋の下の方はかなり緩んで痛みもなく、右と比べても同じになる。

肩甲骨の内側の痛みも取れて、肩関節の前と後ろもかなり張っていたのが柔らかくなった。

なので、そのままうつ伏せで肩を上げてもらうと、、

スッと90°まで上がり

「まだ少し痛いですけど、最初よりも全然良い!」

とのこと。

まだ痛む場所を聞くと、今は肩の上の部分(肩こりの場所)に痛みが移動したとのこと。肩関節は大丈夫らしい。

そこで、

左手首に1本。

これでまた同じように肩を上げてもらうと、

「あー、良いですね。痛みはほとんどない」

ということで、そのまま20分寝て頂いて、20分後針を取って起きて頂いて、再度動きの確認。

座って肩をあげながら、

「あー、もうほとんど痛くないです。」

さらに色んな方向に動かして、肩もぐるぐる回しながら

「大丈夫です!」

ということで、今回の治療はこれで終わり。

まだ1割くらい痛みではなく、違和感があるみたいなので、それは昨日の今日の出来事なので2〜3日様子を観て頂いて、また1週間後に来てもう一度治療をしてこの治療は終わりにしましょうということにしました。

また、まだ20代なのでもしかしたら今回の治療だけで痛みが数日経てば全て引いていくことも考えられたので、痛みが完全に引けばそのまま様子を見てもらっても大丈夫、ということもお伝えしました。

考察

今回は肩関節の軽い捻挫みたいなものでした。肩関節を取り巻く主要な筋肉や靭帯がひどく負傷した場合は、肩を動かせないし腕を上げることもできないし、もっと激痛が続くので、自覚症状や身体の状態を診ると軽い捻挫でしょう。

さらに、20代と若く自己治癒力も相当に高いためにすぐに痛みも取れて、動かなかった肩も動くようになりました。

改めて自己治癒力と若さってすごいなと感じました。

やはりどんな症状も原因を治療して、自己治癒力も高めていけばほとんどのものは解決するはずです。

先日、日本の鍼灸や漢方も世界的に認められた、という記事を見ました。WHOでそのような評価を頂いたのはとても喜ばしいことで、そのことでそんなに遠くない未来に、病院一辺倒で治療する時代が終わり、様々な治療を行いトータルで治していく時代が来るのではないかとも感じております。

ずっと治らない症状で困りの皆さん、今の治療だけでなく、また違った目線からの治療も取り入れてみてはいかがでしょうか。

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