足首の痛み(捻挫後遺症):治療

症状

3週間前に自宅で布団に足を引っ掛けて転倒し、左足首を捻挫した。かなり痛みがあったので整形外科を受診しレントゲンを撮像。結果は骨に異常無し。ただ、腫れ上がり熱も持ち、更に内出血も出て真っ黒になっていたのでギプス固定を1週間行った。以後、痛みは引いてきたが、まだ階段を降りる際に左足首の捻挫したところが痛む。

動作チェック

階段を降りる際ということで、階段はないのでその場でしゃがみこんで頂くと、左足首の痛みで足首が完全に曲がらずに深くしゃがめない。

身体チェック

内臓は全くの健康で今まで大した怪我もなく、今回の捻挫だけが痛むということなので、うつ伏せでスタート。

まずは背骨から。

胸椎6、7、8、9番。腰椎2、3、4番に痛みがある。

左お尻は、仙骨のキワに3点、梨状筋に2点、大転子に1点痛みが出ている。

ふくらはぎは、3点ほど痛みが出るところがある。

足首は前距腓靭帯の部分に最も強い痛みがある。その他、脛腓靭帯にも少し痛みが出ている。その他は大丈夫。

治療

まずは、

頭に1本。

これで先ほど痛かった背骨の場所を確認。

胸椎の痛みも腰椎の痛みも全部取れる。

お尻の痛みも少し和らぐ。

次に、

左腰に1本。

これで初めに痛かったお尻とふくらはぎ、足首を再度確認。

お尻の痛みは全部取れて、ふくらはぎの痛みも取れる。足首の痛みもかなら和らいだので、この時点でうつ伏せのまま足首をグッと曲げてみると、

「あー、さっきより全然痛くない。まだちょっとは痛いけど全然違う!」

ということだったので、

左腰に1本追加。

これで再度足首をグッと曲げると、

「あー痛くない」

ということで、そのまま15分寝て頂いて、その後針を取って、ふくらはぎを軽く流す。

そして起きて頂き、動きの確認。

最初に出来なかった深くしゃがみこむ動作をしてもらうと、、、

ピタッと足とお尻がくっつくまで完璧に曲がり、

「あー痛くない!曲がる、曲がる!こりゃ良いわ」

ということで今回の治療は終わり。

今後は日常生活で階段の降りる時にどうなるか、どのくらい回復していくか経過を自分自身で観て頂き、2週間後にもう一度診させて頂いて、特に問題なければこの治療は終わりということにしました。

考察

今回のケースは捻挫をしたことで身体に歪みが生まれて、それが原因で治りが悪く長引いていたのでしょう。また、ギプス固定も原因の一つとして十分に考えられました。というのは左右のふくらはぎの筋力の差がかなりあり、痛めた左側の方が圧倒的に筋肉が痩せていたからです。反対にかばう右側は異常なほどガチガチでした。

このように捻挫一つとっても、靭帯損傷が純粋に原因な捻挫は靭帯が修復されれば痛みも動きも完治しますが、なかなか治らない、動きが回復しない捻挫の場合はもう捻挫だけが原因でない可能性がかなり高いです。

そのような際には、やはり身体をくまなくチェックして原因を探し、根本から治療しないといつまで経っても治らないし、それどころか更に歪みがひどくなり悪化するケースもありますので、ご注意ください。

関連記事

  1. 膝痛:治療

  2. メニエール病:治療

  3. 背中の張り、首肩こり:治療

  4. 肩こり、腰痛、頭が重い:治療

  5. めまい:治療

  6. ふくらはぎの痛み:治療

PAGE TOP