首痛(寝違え):治療

症状

今朝起きたら首がとても痛くて動かすことも出来なかった。それでも仕事はしなければならないので、何とか仕事に行き配達作業をしている間に少しずつ動くようにはなってきた。ただ、まだまだ少し動かすだけでも痛みがかなりある。腕がしびれたり背中が痛かったりということはない。

動作チェック

首の動きを診ると、前屈も後屈もほぼ痛みで動かせない。また、後屈に至っては全然動かない。横に倒す動きは左右共に少しだけ出来るが、左右を振り向くような回す動きは痛みのためできない。

身体チェック

お腹の症状が特にないことから、うつ伏せでスタート。

まずは背骨から。

頚椎4、5、6、7番、胸椎1、2、3、5番に痛みがある。

肩の上にも痛みがある。ツボでいうと肩井付近。ここは左の方が右に比べて張っていて痛む。

首の横にある胸鎖乳突筋という筋肉の硬さは左の方が張っていて痛みも強い。ただ、これは左右共に硬く痛みも出ている。

腕は特に問題無し。

治療

まず最初に、

頭に1本。

これで先ほど痛かった背骨の場所を確認。

頚椎の痛みは全て取れて、胸椎の3、5番に痛みが残る。

そこで頭の針に少し刺激を加えて再確認すると、痛みが取れてこれで背骨の痛みは全部取れる。

次に、

左腰に1本。

これで肩周りと首を確認。

肩は最初の痛みと硬さが10だとしたら、現在は3〜4まで落ちる。右肩も同様。

首は先ほどよりも緩みは出たがまだ硬さと痛みは残る。

そこで、

右腰に1本追加。

これでまた再確認。

右の肩と首の痛みは全てなくなり、柔らかくなる。

左も肩の上の所は(ツボでいうと肩井付近)張り感がかなり減り、痛みも2くらいまで楽になる。

左首も若干の硬さはあるものの、痛みはもう出ない。

この時点で少し首を動かしてもらうと、来院時よりも動きが出ている。ただ、まだ左肩が少し痛いということなので、

左手首に1本。

これでまた左肩を確認すると、かなり柔らかくなり、痛みも落ちて今は1くらい。

そのまま20分寝て頂いて、その後針を取って起きて頂き痛みの確認。

座って首を前屈、後屈、傾けたり振り向いたり、、、

「まだ痛みがあります。下は良いけど上が痛い。左は向けるけど右は向けない。倒すのは平気」

ということで、今は後屈、右の振り向きで左肩に痛みが残るとのこと。

そこで、座ったまま、

左腰に1本。

これで再度動かしてもらうと、

「あーまだ痛いことは痛いけど、全然楽だし、何よりも動きます!」

ということで針を取って今回の治療は終わり。

動きは前屈、後屈も出来るようになり、傾けもOK、振り向きも痛みは少し残るものの左右共に後ろまで振り向けるように可動域は回復しました。

考察

つい先日も同じような首痛の患者さんの治療を行いました。先日のケースも今回のケースも原因は胃腸の機能低下に尽きると思います。この患者さんもお腹の調子は悪くないと言っていましたが、左の背中の筋肉の盛り上がりがあったので聞いてみると、少し食べ過ぎたと言っていました。

もともと胃腸の機能が弱い人は、暴飲暴食はもちろん、少しでも脂っこいものとか食べる量が増えるとすぐに首や背中、腰などに痛みが出てきます。それらの痛みはそこ自体に原因があるのではなくて、胃腸に原因があるので、それを治療して機能を回復させてあげるとすぐに痛みも動きも良くなります。ただ痛い所だけをずっと治療してもこのようなケースは治りません、

これからの季節、年末年始は食べる機会や飲む機会もまだまだ頻繁にあることでしょう。それはお付き合い上、不可避だとしても1日少食にするとか、時間作って治療を受けるとか自分なりにきちんとケアしてください。でないと辛くなるのは結局自分自身ですから。

同じ時間を過ごすなら当然痛くなく、快適な方が良いですよね!

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