首痛(寝違え):治療

症状

1週間前に朝起きたら左の首が痛かった。寝違えたと思いそのまま様子を見ていても一向に良くならなかった。現在も発症当時よりは痛みは減っているが、まだまだ痛くて振り向くことが出来ない。腕への痺れはないが、小指付近が痺れる感じはある。

動作チェック

首を上に向けると左の首から肩にかけて痛みが出る。下を向いても問題ない。左に倒すと首から肩が痛い。右は大丈夫。左を振り向くのは問題ないが、右を振り向くと痛みが出るし動きもほとんど出ない。

上を向いたり首を傾けたりして、小指付近の痺れは誘発されないし、ヘルニアの既往もないので、指付近と首の痛みは別物と思われる。

身体チェック

お腹の症状が特になく、右のお尻も痛いし、背中の肩甲骨周りも痛むということなので、うつ伏せからチェック開始。

まずは背骨から。

頚椎は3、4、5、7番。胸椎は3、4、6、7、8、9番。腰椎は2、4番に痛みが出る。

左の首の横の胸鎖乳突筋は右に比べて明らかに硬く張っていて、押すと痛みも出る。特に首と腕の付け根あたりの下の方に痛みが強く出る。腕はそんなに張っていない。

右のお尻は仙骨のキワ、梨状筋、大転子の辺りにそれぞれ2点ずつ痛みが出る。

治療

まず初めは、

頭に1本。

これで最初に痛かった場所の変化を確認。

頚椎、胸椎、腰椎の痛みは全て取れる。その他首の張りやお尻の張りも全体的に緩む。

次に、

左腰に1本。

これで首を再チェック。

胸鎖乳突筋の張りは左右で若干の差はまだあるものの、かなり緩み、痛みも残り3割くらい。

右のお尻は仙骨のキワに1点、梨状筋に2点痛みが残る。

次に、

左首に1本。

これで首を再チェック。

胸鎖乳突筋の張りがなくなり、左右で同じ柔らかさになる。押しても痛みは出ない。

次に、

右腰に1本。これで使用した針は計4本。

そして右のお尻をチェック。

仙骨のキワや梨状筋の痛みは取れてかなり柔らかくなる。

そのまま20分寝て頂いて、その後針を取って起きて頂き痛みの確認。

上を向いたり、横に傾けたり、振り向いたり、、、

「あーだいぶ楽になりました。あ、今少しここ(左肩)が痛かった」

といい、さらに細かく確認してもうらうと、

右を振り向く時に左肩に痛みが少し残るとのこと。他はOK。

そこで座ったまま、

左手首に針をして、再確認。

右を振り向くと、

「あー、全然痛くない!しかもこんなに回る〜」

右の振り向きは完全に向けるようになり、動きも痛みも完璧。

その他、右お尻や背中の張りも小指の痺れも、

「その他も全然ないです!」

ということで、今回の治療は終わり。次回は3日後に来院頂き、内臓からケアしてよほどの事がない限りはその後は経過観察になります。

考察

今回の痛みは左首に出ていたので、以前のブログでも書きましたが左の症状は胃腸などの消化器系に問題があることが多いのでそれが考えられます。

また、今回はまずは痛みを取らなければならなかったのでうつ伏せから行いましたが、うつ伏せでも左背中の筋肉が張っていたので胃腸の調子が悪いことが伺えます。おそらく次回に仰向けでお腹をチェックすると胃や腸の反応が出るでしょう。

強い痛みの時は、最初から根本的に治すことには限界があるので、まずは初回で痛みを取り、最低でも痛みの程度を下げて、次の治療で根本にアプローチしてきちんと取り切ります。これは慢性的な症状や、今の体の状態が悪ければ悪いほど根本原因を取り除くのに時間は必要ですが、それでもお伝えする自宅で出来るセルフケアをきちんとやって頂ければ大体3〜5回で取れます。

慢性症状でお悩みの皆さん、一度根本原因から治療されてみてはいかがですか?

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