肩の痛み(腱板損傷):治療

今回はラグビー選手の治療。

左肩がベンチプレスや腕立て伏せをする時に痛みが出る。左腕を上げて手首をねじるような動きをすると左肩の横と後ろに痛みが出る。

痛む箇所を診ると、

肩関節は、三角筋の横と後ろ、あとは肩鎖関節の辺りに痛みが出ている。

腰痛もあるため、うつ伏せで首も診ていくと、左の首の横にある胸鎖乳突筋が右に比べてかなり張っている。胸椎の3〜6、7番まで痛みも出ている。

腰部もそれなりに張っているので、そのままうつ伏せで治療スタート。

まず始めに、

頭に1本針。

これで胸椎の3〜6、7番の痛みは取れて、首の張りも少し和らぐ。

そして次は、

左腰に1本。

これで首の張りは左右同じくらいになる。

そこで、うつ伏せの状態のまま肩を動かしてもらうと、

「まだ痛みあるけど、さっきより全然良い」

ということで、大方の痛みは取れたが、まだ肩鎖関節付近に痛みが残るとのこと。

そのまま5分針を置いて、その後取って一度起きてもらい動きの確認。

腰痛やモモ裏の張りは全て取れて、左肩の痛みも3割程度まで軽減。

今現在は、左肩を上げきった際に、肩鎖関節付近と今度は前側(結節間溝)に少し痛みが残るとのこと。

そこで上向きに寝てもらい、再度左首をチェック。

姿勢を変えると体の反応も変わるので、やはりまだ左首の胸鎖乳突筋の張りが上の方から真ん中まで残っている。

ただ、左肩を再チェックして押した時に痛む場所は肩鎖関節付近の1点のみなので、

左こめかみに針。

これで胸鎖乳突筋の張りと肩鎖関節付近の痛みを確認すると、

かなり柔らかくなり痛みも出ない。

なので針を取って起きてもらい、再度肩を自由に動かしてもらうと、

「あー出ない。出ないわ、大丈夫」

ということで今回の治療は終わり。

肩関節の痛みは、五十肩や肩関節周りの筋肉の張り、炎症などや腕からくる痛みまで多岐に渡ります。なので、何が悪いのかということを一つ一つ突き止めていくのはかなり時間がかかり判別も難しいですが、ただ肩の痛みに関して共通して言えることは、絶対に首の張りがあることです。また、首の張りが根源だということです。

肩の痛みの場合は、首が根源なので首の張りを細かくチェックして、それを全て取りきって柔らかくしてあげると、肩の痛みも取れます。脱臼や骨折、筋の断裂など外科的な処置が必要な場合を除けば首の状態を改善することで肩も改善します。

このことは、今回の治療でも肩には直接的に一切と言って良いほど治療していなく、首の張りを取っただけで改善したという結果からみても分かります。

もちろん、様々なケースがあるので100%ではありませんが、肩の痛みがなかなか治らない方は首の状態を確認してみてください。きっと痛む場所があると思いますよ。

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