膝痛(変形性膝関節症):治療

膝は昔から変形性膝関節症で、前までは病院に行ってリハビリで電気をかけたり10分くらいマッサージをしていたり、時には注射をして過ごしていた。手術はしていない。ただ、病院に行ってもすぐに悪くなるし特に大きな変化も感じないとのことで、当院に来院。以降、当院で調子が悪くなったら見える形で経過観察中。だいたいペースは平均2〜3週間に1度程度。

今回もまた調子が悪くなって来院。調子が悪くなると膝が痛いがために足が上がらなくなる。ひどい時は引きずるくらい。今回は足が上がらず、歩くのも辛く痛みが強いとのこと。前回から約3週間が経過している。

歩きを診ると明らかに右足は引きずっているし、上がってもいない。ここに焦点を当てることに。

右膝だけでなく、腰痛もあるのでうつ伏せは辛くないことから、うつ伏せで治療スタート。

まずはどこが悪いのかチェック。

胸椎7、8、9、10番、腰椎2、4、5番に圧痛と硬さがある。また、右のお尻を細かく診ると仙骨のキワに3点、梨状筋に3点、大転子に2点痛みが出ている。そのまま膝まで診ると、膝の関節の少し下の鶩足と呼ばれる部分に強い痛みがある。左のお尻もそれなりに痛みがある。その他は、右の背中の張りと右首の横の胸鎖乳突筋の張りもある。

以上を踏まえて、

頭に1本。

これで先ほどの痛かった場所を確認。

胸椎の痛みは全て取れて、腰椎は2番以外は痛みが取れる。その他全体的に柔らかくなる。

そこで頭の針に少し刺激を加えて、再度腰椎2番を押すと、痛みが取れる。

次に、

右腰に針。

これで先ほど残った場所を確認。

右のお尻の仙骨や梨状筋、大転子の痛みは全て取れて、左のお尻も柔らかくなる。また、右の背中の張りと首の張りも取れる。右膝の鶩足部分はまだ痛みが出る。

次は、

右腰に1本針。ここまでで使用した針は3本。

これで右膝の鶩足部分を診ると、先ほどよりも痛みは緩和しているが、まだ少し残る。

そこで右腰の針に刺激を加えて、もう一度チェックすると、

痛みが取れる。

そのまま15分寝て頂いて、その後針を取って起きて頂いて、歩いてもらう。

院内をスタスタと歩くと、

足が上がるようになり、運びもスムーズに。ただ、

「あー軽くなりました。まだ、少しここ(右膝内側)が痛くなはいけど違和感はありますけど」

ということなので、最後に座って頂いて、

座ったまま右腰に針。これで針したところが緩んだので、もう一度歩いて確認。

「あー、だいぶ楽になりました。痛みも違和感もないです」

かなり足が上がり、運びも左と同じ様になりスムーズに。

これで今回の治療は終わり。

今後も痛みが強くなった時や、どこか出かける時の前に来て頂くことで経過観察。来院ペースはあまりにも腫れたり熱をもったり悪化している時以外はご自身に全てお任せしています。

このケースの様に、変形性膝関節症でも手術をすることなく、痛みで不便を感じることなく、治療をしていくだけで過ごせることも出来ます。ちなみに、この患者さんは80代後半ですが、新幹線に乗って色んな所にも行っていますよ。膝の痛みでどこにも行けなかったり日常に不便を感じていても、十分に力になれると思います。ぜひ一度ご相談下さい♪

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