腰痛(ギックリ腰):治療

1週間前に子供を抱きかかえる際に腰に激痛が走った。その後は安静にしていたが、痛みは発症時よりは減っているがまだ寝返りを打つときにも痛みがある。じっと座っていたり、座ってから立ち上がる時にも痛みを感じる。ギックリ腰は約8年前にやったのが最初で、その後は年に1回のペースで必ずやっている。

まずはどうすると痛むのか診ると、座った状態で腰全体が痛む。座ってから立ち上がる時にも腰全体が痛む。寝返りを打つ時には仙骨上に痛みが出る。

持病や病歴を聞いても特にないとのことなので、うつ伏せでどこが悪いのかチェック。

腰椎は全て痛みがある。腰部は左側が筋肉が盛り上がっていて痛みも強い。右は痛むがそこまで痛くはない。お尻は仙骨のキワや梨状筋が左側が張っていて痛みも出る。右はない。

次に首を診ると、胸鎖乳突筋が右は張っていないが、左が張っている。肩も左の方が張っている。

以上を踏まえて、

頭に1本針。

これで腰椎の痛みとその他の痛みがある程度取れる。

今残るは、

左お尻の梨状筋の痛みが1点と、左首の胸鎖乳突筋の痛みと張りだけ。左側の腰部の筋肉の盛り上がりはへこまないが、痛みは取れる。

次に、

左腰に1本追加。

これで先ほど残った場所を再確認。

左のお尻の梨状筋の痛みは取れる。左首の胸鎖乳突筋の痛みも取れる。肩の張りも取れる。ただ、若干、まだ首の張りがあるように思えたので、

左手首に1本追加。

これで再度確認すると、左首の張りは完全に取れる。

そのまま腰を温めながら20分。

20分後、針を取って起きて頂くと、まだ少し仙骨上に痛みが残るとのこと。

なので上向きで左ソケイ靭帯部を診ると、痛みがあった。その下のソケイ部の痛みはなし。

そこで、

左足に1本針をする。

これでソケイ靭帯の痛みが取れて柔らかくなり、そのまま寝返りを打って頂くと、

「まだ少しだけ腰骨の所に痛みが出ます」

とのことなので、足の針をもう少し刺激して、再度確認。

寝返りを打っても、

「あー、痛くないです」

そして起きて頂いて座ってもらう。

「座っても痛くない。全然違います!」

座った状態から立って頂くと、

「あー大丈夫、明らかに違う!」

ということで今回の治療は終わり。

痛みは取れましたが、初診だったし、左の背中の筋肉の盛り上がりがあることと、主に腰痛も左側だったことがおかしいと思い、細かく体の状態を最後に尋ねてみると、胃潰瘍がたくさんあって胃は良くない、とのことでした。やはり左の症状で左の背中の筋肉が盛り上がっているのは胃腸を含めた消化器症状が必ずあります。自分では腰痛と全く関係ないと思い、申告しなかったみたいですが、そのようなことも体は影響します。内臓と痛みの関連も多々あります。

なので、今回は痛みを取るために主に筋肉からアプローチしましたが、1週間後に来ていただいた時には、戻り具合やその時の状態を考慮して内臓からアプローチするかもしれません。

ということで、ギックリ腰や腰痛と言っても、意外なことが原因だというケースが多々あるんですよ。というより、どこに行ってもマッサージしても治らないケースはほぼこのことが原因です。あなたの腰痛もこのようなケースではありませんか?

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