腰痛(仙腸関節痛):治療

長年腰痛持ちで、いつも腰に違和感や痛みを感じているが、いつもの痛みは右の腰だけれど、1週間前に左の腰が痛くなった。スキップしたり、仰向けで体をひねると左の腰に痛みが出る。

そこで、動きと痛みの場所を確認。

動きは仰向けで体を右に捻ると左の仙腸関節部に痛みが出る。また、立ってその場で跳ねると同部位に痛みが出る。前屈や後屈などでは痛みは出ない。

次にうつ伏せで細かくチェック。

腰椎は3、4、5番に圧痛がある。また、左の仙腸関節を細かく診て行くと上後腸骨棘を囲むように5、6点強い痛みがある。左の臀部も仙骨のキワに痛みがあるし、中臀筋や梨状筋の張りと痛みもある。ハムストリングスはそこまで痛みも張りもない。

以上を踏まえてまずは、

頭と両腰に計3本針をする。右腰も痛いことは痛いということなので。

そして先ほどの左の腰に関連する場所を確認。

腰椎の痛みは取れる。また、上後腸骨棘周りの5、6点の痛みも取れる。臀部の仙骨のキワや中臀筋、梨状筋の張りや痛みも全て取れる。最初に診た所見は全て取れる。

そのまま赤外線で腰部を温めながら15分。

その後針を抜いて、上向きになって頂いてソケイ部の確認。

左ソケイ部を押すと、痛みが出る。特に真ん中から外側にかけての痛み。

なので、

左脇腹に針を1本。

これで再度ソケイ部を確認。

結構強く押し込んでも痛みは出ない。さらに、腸脛靭帯まで緩む。

そして針を取って、動きの確認を。まずは上向きの状態での体のひねり。

グッと何度かひねって、より強くひねっても、

「あー痛くない、大丈夫!」

そして起きて頂いて、その場で跳ねてもらう。

「あ、これも大丈夫!痛くないよ」

ということで今回の治療はこれで終わり。

あとは今後1週間経過を診てどのくらい痛みや違和感がまた出てくるか、という感じです。治療後の状態ならばそうそう強い痛みは出ないと思います。

腰の痛みでも、腰骨そのものが痛いのか、ヘルニアなのか、座骨神経痛なのか、椎間関節が痛いのか、仙腸関節がおかしいのか、など様々な要因があります。また、腰痛は筋肉や靭帯などの器質的な問題だけでなく、ストレスや疲れなどの精神的な要素でもかなりの確率で起こるとされています。さらに、内臓からの痛み・特に腎臓や子宮、卵巣、前立腺の炎症が腰痛に繋がることもあります。

腰痛と一言で言ってもこれだけの要因があるために、なかなか治療しても改善しない、また痛くなる、といったことが出てきます。なので、その人それぞれの要因がどこにあるのか、またどれだけあるのか、ということを把握しないと痛みが取れなかったりすぐに痛みが戻ったりしてしまいます。

腰痛で以上のことで心当たりがある方は、もう一度しっかりと診察してもらってくださいね。もし、診てもらう先生がいなければご相談ください。

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