座骨神経痛:治療

掃除のパートをしていて、ずっとかがんだ状態で掃除機をかけることが多く、腰や足がいつも張っている。勤務日数が多い時や疲れが溜まってくると、左のお尻から足にかけて痺れも出てくる。病院では以前座骨神経痛と診断されている。現在は腰や足がパンパンなことに加えて、左のお尻からもも裏にかけて痺れも出ている。

動きを診ようとする以前に、立っている状態でも痛みや痺れが出るとのこと。ただ、仕事や歩行が出来ない状態ではない。

本人の希望もあり、足回りを特にマッサージして緩めてほしいとのことだったので、

まずはうつ伏せでマッサージ開始。

起立筋がくっつく骨盤の周りを緩めて、中臀筋を中心に左は梨状筋もしっかり治療して、左の坐骨結節の所もしっかり指圧して、両方のハムストリングも緩めて、両方のふくらはぎはクリームをつけて全体的に流すように治療。

これで大方、腰から下半身が緩む。

次にしっかりと痛みを取るためと、効果が長持ちするように重要部分の反応を診ることに。

うつ伏せから上向きになって頂いて、まずはソケイ部のチェック。

ソケイ部は左側が真ん中と外側を押すと硬く痛みも出る。もも前の四頭筋も右に比べて左のほうが圧倒的に張っている。特にモモの付け根寄りの張りが強い。足の裏も右に比べて左のほうがアーチが落ちている。

そこで、

右の眉頭に針。

これで再度ソケイ部や四頭筋を確認。

ソケイ部の痛みは半減くらい。四頭筋の張りも半減。

次に、

左脇腹に1本追加。

これでソケイ部の痛みはなくなり、柔らかさも出る。また、四頭筋の張りもかなり軽減。数値でいうと2割くらい。

ただ、四頭筋はまだ少し気になったので、

左足に1本追加。ここまでで使用した針は計3本。

これで再度、四頭筋の張りを確認。

張りはほとんどなくなった。痛みもなし。

そのまま10分寝て頂いて、その後針を抜いて、軽くモモ前をマッサージ。四頭筋をしっかりと緩めて、足裏のアーチも作って、

そして起きて頂いて、痛みや張りの確認。

立って足踏みしたりしても、

「あーずいぶん軽くなりました。楽になったわ〜。ただ、膝の裏がまだほんの少しだけ変な感じがするけど、痛いわけではないわ」

最初は立っている状態でも痛みがあったので、かなりの改善はされたということで、今回の治療はこれで終わり。

膝裏の違和感は次回治療すれば綺麗に取れるので、今回の症状説明とその旨をお伝えして1週間後にご来院いただくことになりました。

ちなみに、座骨神経痛は膝痛と訴えて来院される方は多いです。特に膝の裏が痛いとか違和感があるというパターンはほとんどが座骨神経痛であることが多い。座骨神経痛は足へ伸びる神経の走行状、ちょうど膝にも関係するために膝周りの”ぼんやりした感じ、腫れぼったい感じ、曲がりきらない、張っている”という感覚になることが多くあります。また、皆さんそのように訴えます。

膝が痛いと思っても膝が原因ではなく、座骨神経痛が原因であるかもしれませんよ、ずっと膝を治療しても治らないならば。心当たりがある方は、再度先生に相談されてみてはいかがでしょうか。

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