膝痛(変形性膝関節症)続き:治療

前回の変形性膝関節症の膝痛治療の続きです。

今日は歩いても違和感はあるが、そこまで強い痛みは出なかった。歩く際はカートを押して移動するが、それも特に問題はなかった。違和感のある場所は前回同様、右膝の内側の関節部(内側裂隙)の場所。

まずは上向きで痛む場所を確認。

前回のテーピングを取って、まずは右ソケイ部から。ソケイ部は真ん中と外側にそこそこの痛みがあり、硬さも前回ほどではないがある。次に右膝。内側の関節部に一番強い圧痛があり、今回は鶩足(ツボでいうとSp9、Lr10付近)周辺に2点痛みがある。その他は特に痛みがないので、この3点に痛みが出ている。また、腫れもかなり引いてほとんど問題なし。

以上を踏まえて、上向きのまま、

右眉頭に1本針をする。

これで先ほどの痛む場所を再確認。

まずはソケイ部。痛みは半減するがまだ残り、特に外側の痛みが残る。

膝の3点は、関節部の痛みは半減。その他2点はまだ6〜7割くらい痛みが残る。

次に、

右脇腹に1本追加。

これで再度確認すると、ソケイ部は真ん中は痛くなく、外側に少し痛みが残る。

膝は鶩足周辺の2点の痛みが3割程度まで落ちる。

次に、

右足に1本追加。

これでソケイ部の痛みは全て取れる。膝の鶩足周辺の2点は、1点は痛みが取れる。もう1点はまだ2〜3割くらい残る。この1点に関しては経絡上の脾経に乗っていたので、

右足にさらに1本追加。ここまでで使用した針は計4本。

これで先ほど残っていた膝の1点の痛みを再確認。

痛みは取れた。そのまま足をサウナで温めながら20分。その間に膝の関節部とお皿を囲うように計5点、各7壮ずつお灸もする。

20分後、針を抜いて膝周りを軽くマッサージして起きて頂き、歩いてもらう。

院内を歩いていると、

「軽くなりました、今少しここ(外側)が痛いです」

内側の痛みは無くなったが、今度は外側に痛みが出るのだそう。

そこで、再度上向きで寝て頂いて、モモ前の四頭筋とスネの前脛骨筋をマッサージして、足の裏の筋肉もマッサージして足のツボも指圧して、そして最後にお皿を少し動かして、再度歩いて頂くと、、、

「あー、だいぶ軽くなりました。大丈夫です」

「外側も内側も大丈夫?」

「はい、大丈夫」

「じゃあその場で足を上げてみて」

何度か立ったままモモ上げも行い、左右で足の上がりも同じレベルまで上がり、

「痛くないです、大丈夫。」

ということで今回の治療は終わり。

これでだいぶ動きも痛みも改善されたし、腫れもなくなったのでまた経過を観て頂いて、痛くなりそうな時や痛くなったら連絡を下さい、ということになりました。

自宅では患部を温めること、さらに筋力トレーニングも行うことが最も望ましいです。膝が変形している人は、モモ前の四頭筋と内側の内転筋をしっかりと鍛えることで膝の関節への負担を減らすことができ、痛みが出にくくなります。

高齢の方でも等尺性運動といって膝を曲げたり伸ばしたりしないでグッと力を入れる種類の運動があるので、それならばそこまで体に負担がかからずにかつ筋力トレーニングも効果的に行えます。また、激しい動きがないために二次的な怪我のリスクも減らせるのでぜひやってみて下さい♪

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