背中の張り、足がつる:治療

最近背中がかなり張っていて、足もふくらはぎがよくつる。以前、静脈瘤の手術を両足やってその影響かなとも思う。ただ、自分で見てみると特にボコボコした血管は見当たらない。仕事が飲食関係で最近はそんなに忙しくはなかったのだが、ここまで張るのは冷えもあるのか、と思っている。

特に痛む動作はないので、まずは痛みの場所や張っている場所をうつ伏せで確認。

胸椎から腰椎までほぼ全てに痛みがあり、背中は肩甲骨の真ん中〜肩にかけて(胸椎5番レベルから肩上部にかけて)痛みと張りがある。腰部は左右共にL2番レベルの起立筋上に硬いしこりのような物があり、足はハムストリング、ふくらはぎにかけて全て張っていて押せば痛い。特にここが痛いというような特定出来る感じではなく、本当に全体的に張っている。

そこでまずは、

頭と両腰に計3本針をして、再度確認。

胸椎や腰椎の痛みは取れて、背筋や腰部の筋肉は緩む。足はまだ張っているし、首も右の後ろがまだ張っている。

次に、

両足に2本針を追加。

これで再度確認。

ハムストリングやふくらはぎの全体的な張りが取れる。腰の硬いしこりも小さくなる。右の首の後ろの張りもなくなる。

そのまま足を温めながら15分。

15分後、針を抜いて、ふくらはぎとハムストリングを軽くマッサージ。特にモモの付け根を重点的に行う。

この時点で

「足がサーっと流れていくようでスッキリします」

とのこと。

次に上向きになって頂いて、ソケイ部をチェック。

ソケイ部は左右共に痛みがあるが、左の方が痛む。

そこで、

左右のわき腹に針をする。

これで右の痛みは取れたが、左は緩むが痛みは半減程度。左のわき腹の針にさらに刺激を加えて再チェックしても、まだ半減くらい。そこで、

左足に1本追加。

これで左ソケイ部を再チェックすると、痛みも硬さもなくなる。現時点で押されても左右同じくらいの感じで痛みはなし。

そして針を抜いて、全体的な感覚を治療前と比べてどうか確認して頂く。

足はかなりスッキリした様子。肩はまだすこし違和感が残る。

治療に関してはご高齢であることと、久しぶりの治療だったので体への負担を考慮して今回はこれで終わり。

ただ、肩の違和感がすこし残っていて、自律神経の治療も今回で出来なかったので、もう一度明日来ていただき治療して、それから経過観察にしましょうと話し合いました。あと1回の治療でかなり状態は回復する見込みがあるので、それで大丈夫です。

高齢の方の治療は、あまり一気に治そうとすると体への負担が大きくなり、揉み返しやダルさ、疲れが一時的に出てしまうことがあります。治療も患者さん自身の治癒能力を高めることが治療ですので、それなりに体力も使います。若い人やアスリートは強度な治療をしても問題ありませんが、高齢の方は少しずつ着実に治していくのが良いでしょう。

というわけで、治療はやはり患者さん個人個人の環境や状態、症状、目標などによって全て変わるし、同じ人でも毎回治療する内容は微妙に変わるということです。オーダーメイドというよりも、治療をする上ではこれは当たり前のことだと思っています。

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