膝の痛み:治療

3日前にバレーボールの練習中にレシーブをしようと深く膝を曲げた際に、いつもよりも膝が曲がってしまいその際に痛みが走った。その後は痛みのために起き上がれずに、かなり痛かった。ただ、自分でみても熱や腫れはなかった。それでも翌日はびっこを引きたいくらい歩くのも痛くて辛かった。本日はピーク時よりも痛みは減ってはいるが、痛いことは痛い。

まずは患部である右膝のチェック。熱感や腫れはなく、動きも可動域は問題ない。靭帯のチェックを各種行っても特に問題なさそう。動きは膝を深く曲げると膝の内側に痛みが出る。いわゆる深屈曲で痛む場所は内転筋の付着部と関節裂隙付近に出る。

そこで仰向けでチェック。

膝の内転筋付着部、関節裂隙の所に痛みあり。ただ、内側側副靭帯上は痛みはない。ハムストリングがくっつく鶩足の所も問題なし。ふくらはぎは内側の内側頭が張っている。ソケイ部もチェックすると、真ん中と内側に強い痛みがある。内転筋も押してみると痛みがある。前側の四頭筋は張ってはいるが痛みはなし。

以上を踏まえて、

右の眉頭と脇腹に計2本針をする。

これで先ほどチェックした所を再確認。

ソケイ部の痛みは真ん中の痛みだけが残り、内側はOK。内転筋の痛みも取れている、ただ、張り感はやや感じる。関節裂隙の痛みはまだ残る。四頭筋の張りはなし。

上記を考慮して、

右足に1本針を追加。

これで再度確認すると、

ソケイ部の痛みは全て取れて、関節裂隙の痛みも取れる。内転筋や四頭筋の張りも取れてかなり緩む。

この時点で仰向けのまま膝をグッと深く曲げても痛みは出なくなった。

そのまま15分程寝て頂いて、その後針を抜いて、うつ伏せに。

うつ伏せで膝裏をチェックすると膝裏に硬いものがあったので、それを緩めるために、

右足に1本針をして、再度膝裏の硬いものを確認すると、

硬いものが柔らかくなり、ハムストリングの硬さもなくなった。

そして針を抜いて、ふくらはぎやハムストリング、中臀筋などの臀部をマッサージして、

起きて頂いて動かしてもらう。

ぐっと深く膝を曲げると、、、

「治療前よりかなり痛みはなくなってます。ただ、曲げきると少しだけ同じ場所が痛みます」

ということで、痛む程度は10%くらいだったので、

再度仰向けで足のある場所をマッサージ、指圧すること1分、、、

再度起きて頂き、同じように膝を曲げてもらうと、

「痛くないです。大丈夫になりました!」

何度か膝を深く曲げても痛みは出なくなりました。もちろん、違和感も膝を含めて足にもなし。

これで痛みは取れたので、今回の治療は終わり。

そのまま1週間くらい様子みて、バレーも好きに制限なくやって頂いて、もし痛みが再発すればご連絡頂いて、調子が良ければそのまま経過観察ということにしました。

今回は、膝の関節自体のトラブルではなくて、筋肉の硬さで膝の関節が引っ張られていたことと、股関節周りの硬さが膝への負担を大きくしてそれらが痛みを出していました。

膝自体に原因がない場合は、周りの筋肉を緩めたり、膝に関連する関節の動きを改善させてあげれば痛みは取れます。ただし、膝自体に問題がある場合や、筋肉が原因だったのに放置してこじらせて関節に熱を持ったり、水が出て腫らしてしまった場合は状態によっては病院での処置が必要になります。今回のケースも、そのまま放置してプレーして無理をしていたら、おそらく熱を持って腫れて炎症反応も出ていたでしょう。

全ての症状に言えることですが(病気も含めて)、「早期発見、早期治療」が必要です。あまり我慢するのは良くないです。もちろんちょっとした事ならば問題ないですが、自分自身で判断がつかない場合は整体の先生でも針の先生でもかかりつけの病院の先生でも信頼出来る先生に一度相談してみてください。

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