腰痛:治療

もともと腰痛があり、辛くなるたびにマッサージや針、整体、カイロなど様々な場所に遠くまで通っていた。それでいつもは何とかなっていたが、今回は2週間前から腰痛がひどくなり、左足のお尻からもも裏にかけて痺れも出るようになり、危ないと思って初診で来院。以前も同じような腰痛が出たことがあり、その際は放置していたらかなり痛みが激しく長引いてしまったので、それだけは避けたいと思っている。

まずは動きを診ると、前屈で腰部と左ハムストリングに痛みと張りが出る。後屈は問題ないし、その他の動きでも特に痛みが出ることはない。とにかく前屈がダメ。

仰向けで寝てもらい、足を上げると右足はスムーズにあがるが、左足は股関節周りに引っかかり感が出るし、本人も自覚する。さらに姿勢も診たら、右肩が下がっている。その割には骨盤の高さは変わらない。ただ、足の長さが右が左に比べて5mm程度の僅かだが短い。腰椎の前弯もかなりキツイ。

次にうつ伏せでチェック。

腰椎の4番に強い圧痛がある。そこを押すとかなり痛む。その他、右の腰部の方が左に比べて張っているし、左の臀部は梨状筋を中心に全体的に張っていて、ハムストリングも半腱・半膜様筋が張っている。肩や首も全てガチガチ。

以上を踏まえて、

まずは頭と両腰に計3本針をする。

これで先ほどの痛かった場所を確認すると、

腰椎の4番の痛みは2割程度残るくらい。腰部は緩んで痛みも出ない。左の臀部も痛みは出ない。ハムストリングはまだ少し張りと痛みが残る。首や肩はかなり緩む。

腰椎4番の痛みを取るために、頭の針を再度刺激して、もう一度確かめると、痛みは取れる。

そのまま足を温めて20分寝て頂く。

その後針を抜いて、ハムストリングの付け根を緩めて、骨盤の起立筋という筋肉がくっつく所を緩めて、次に仰向けになって頂く。

この時点で寝返りでも痛みは出ないし、足を左右あげて頂くと、治療前よりかなり左右差は無くなっている。また、前屈での痛みも大幅に改善される。

次に、ソケイ部をチェックすると、左のソケイ部の真ん中付近に強い痛みがある。これを取るために、

脇腹に針を1本。

これで再確認すると、痛みは半減くらい。緩みもイマイチだったので、

左足に1本追加。

これで同じ様に押してみると、指がだいぶ入る様になり、痛みも消える。

そして起きて頂き、前屈を始め色んな動作をして頂くと、

前屈をしながらベターっと床に手が付き、

「あー、かなり良いですね!すごい良い!」

さらに足を上げたり捻ったり、、、

「痛くないです。腰も大丈夫!」

ということで今回の治療は終わり。

今週末に趣味のバレエの練習があるみたいなので、そこに出席したいとのことだったので、二人で相談してもう一度前日に治療して万全の状態にしましょうということになりました。その後は様子を観て、悪くなりそうな時に来るのもよし、定期的にケアに来るのもよし、ということにしました。

今回は内臓とか自律神経というよりも、腰の痛みがかなりあったのでまずは筋肉を緩めて、それぞれの関節の動きがスムーズになるような治療を行いました。痛みの原因が明らかに内臓や自律神経から来ていれば、初めからそこを中心に治療しますが、そうでない場合で痛みが強い際は、まずは痛みを楽にしてから根本治療に移行していきます。

また、根本のどこが悪いかをお伝えすると、不思議なもので大抵の患者さんはご自身でうっすら気づいていたり、勘付いている事が多いものです。体から送られてくるサインに気づく、ということはとても大切ですね。それこそが自然に過ごす、とか自然と順応して生きる、とかそういうことに繋がっていくのではないでしょうか。

自然には逆らえません。だから順応して身軽に過ごしましょう♪

だって風は止められないし、雨から晴れにする、なんてことは出来ないんだから。

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