腰痛、下腹部の痛み:治療

最近、下腹部が時々痛くなる。痛む場所は左の下腹部から左腰にかけて前と横、後ろ側でひきつれる様に痛む。もともと腰痛持ちではあったが、下腹部まで痛むことはなかった。その他、体調面は疲れ程度で、あとは首や肩がこる程度。

まずは痛む場所を確認すると、お腹の左ソケイ部の内側に圧痛がある(ちょうどツボのラインでいうと胃のライン上)。また、仰向けのまま腰部を押していくと腰椎4、5番レベルの起立筋にかなりピンポイントで圧痛がある。程度も強い。ツボでいうと大腸兪の所。

そして、その他のお腹は、

胃、腎、肝、脾、膵、左大腸、子宮

に反応あり。

首はエリアごとに分けて診ていくと、

後ろ:右・上から1、2、3番目。 左・上から1、2、3番目。

横:右・上から2、3番目。 左・上から2、3番目。

以上に圧痛がある。

上記を全て考慮して、まずは上向きで、

額と両足にまずは3本針をして再度、先ほど診た所を確認。

左のソケイ部の痛みはあまり変わらない。腰も痛む。

お腹は腎と左大腸の反応以外は全て消える。

首は後ろは左右共に消えたが、横はまだ左右共に残っている。

まずはソケイ部の痛みを取りたいので、

左足に1本針を追加して、再度ソケイ部を確認。

痛みはまだ変わらない。。。ほとんど変化なし。

ということは、

左脇腹に1本追加。

これで再度確認すると、ソケイ部の痛みと腰の痛みは消えた。

そして、首の横の痛みを取るために、

両手首に針をして、首の横の痛みを取って、足を温めながら20分。

20分後、針を抜いて、うつ伏せになって頂き、もう一度腰のチェック。

痛みはかなり軽減するが、まだ少し押すと痛みが出るとのことで、

腰と左足に針をして、もう一度腰を押すと硬かった所が緩んでいる。痛みもほぼなし。

そして、左腰周りを軽く整体して、起きて頂き腰の感じを確認してもらうと、

楽にはなっているが、少し重たさが残るみたい。ただ、首や肩周りはかなり相当に楽になっていて、すごくスッキリしたとのこと。

以上の治療経過を考えると、他の首や肩、体調などはかなりスッキリしたが腰だけ少し重たさが残るということは、腰に何かしらの深い原因があるということが考えられた。例えば、この患者さんは虚血性腸疾患を持っているし、婦人科系統にも問題がありそう。そのような原因があれば、一度ではなく何度か治療を重ねないと取りきることは難しい。もちろん毎回改善はされるが。

今回のケースの痛み方は、左下腹部、左ソケイ部、左腰部とぐるっと左を半周するような形で痛みが出ていたので、この場合は腸疾患の可能性が高い。これが婦人科系統の痛みの出方だと、後ろに半周するのではなく、左ソケイ部、左下腹部、真ん中下腹部、右下腹部と前側に出ることが多い。

以上を考えると、虚血性疾患のものがまた出始めた可能性が高い。なので、一度診察をしてもらった病院での受診をお伝えして、今後は病院との治療方針を考えてそれぞれがベストな治療をしていくことを約束しました。虚血性腸疾患は付き合っていかなければならない病気なので、うまく病院と連携していければと思っています。

当院ではこのように医療機関が必要と判断した場合はきちんとその旨をお伝えして、共に改善策を考えていくことにしております。何か体のことでお悩みがあれば、なんでもご相談して頂ければと常々思っておりますので、お気軽にお話しください♪

 

関連記事

  1. 右足のしびれ:治療

  2. 頚椎ヘルニア:治療

  3. 膝痛:治療

  4. 背中の張り、腰痛:治療

  5. 首痛:治療

  6. 腰痛(脊柱管狭窄症):治療

PAGE TOP