膝痛:治療

今回はいつも伺っているラグビーチームのある選手の膝の治療。

以前に4回ほど膝の靭帯を損傷して手術をしている。以降、常に膝が伸びきらなかったり曲がりきらない感じがしていて、疲労が溜まるとそれが顕著に現れる。今は屈伸をするとあまり伸びないし、曲がりも悪い。

動きは確かに屈伸して膝を曲げると明らかに反対の何でもない膝に比べて曲がりが悪い。仰向けで膝を診ると、やはり悪いほうは膝が伸びきらずに地面から少し浮いている。

まずはうつ伏せでチェック。

腰椎を確認すると3、4、5番、また仙骨上まで押すと痛みが出る。膝が悪いほうのお尻も張っていてもちろんハムストリングも張っていて痛みも出ている。うつ伏せのまま膝を両方曲げると、悪いほうは90°くらいで膝自体に違和感が出てくる。

そこで、

頭と腰に2本針をして、先ほどの場所を再確認。

腰椎や仙骨の痛みは消えて、お尻の張りも軽減している。ハムストリングはそれなりにまだ張っている。

そこで、ハムストリングをマッサージして緩ませて、最初と同じように両膝をうつ伏せのまま曲げてみる。

すると、悪いほうの膝は膝自体の違和感ではなく、モモの前側の突っ張り感がすごい、と言っているので、次に仰向けでチェック。

仰向けでソケイ部を押すとかなり痛みが出ていて、モモ前の四頭筋も結構張っている。

そこで、

脇腹に1本針をする。

これでソケイ部の痛みが、ソケイ部を3つに分けると真ん中の痛みだけが残りその他の痛みは取れている。また、モモ前の筋肉の張りもまあまあ軽減。

次に、

足に1本追加。

これでもう一度ソケイ部を押すと、痛みが取れて同時にモモ前の筋肉の張りもかなり緩む。

少しモモ前のマッサージをして、お皿を動かして、

再度チェック。

かなり曲げ伸ばしの感覚は良いみたい。ただ、まだ3割くらい違和感が出るということなので、

立ったまま腰に1本針をする。

これで再度曲げ伸ばしをしてもらうと、

「あ、だいぶ良い。曲がる」

これでどのくらいの感覚か聞いてみると、

「1〜2割くらい違和感があるくらい」

なので、再度腰の針を刺激して、もう一度曲げ伸ばしのチェック。

「あ、かなり良い。めっちゃ曲がる」

とのことなので、これで今回の治療は終わり。

これはアスリートでも一般の方でも同じような状況は多いと思います。以前手術をして膝が曲がりきらない、あるいは伸びきらない、調子が悪くなると動きも一気に悪くなる、そんな方でも治療をすればそれらは緩和されて、膝の動きも変わるし、そういうケースの膝の痛みは膝の動きを出してあげれば痛みも引いていきますよ。

手術をしたから、と痛みや動きの悪さを完全に諦める前に、一度きちんと治療を受けてみてはいかがでしょうか?きっと良くなると思いますよ♪

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