腰痛(分離症):治療

もともと腰椎分離症を持っている。それがスポーツをした後や疲れが溜まった時、体調が悪い時に出てくるようで、最近はよく腰に痛みを感じる。運動をしている時にも痛みはあるが、それ以外の日常で前屈の時に硬さを感じたり、何よりも後屈の時に痛みを感じる。

動きを診ると、前屈で腰からもも裏まで全体的に張り感が出る。が、最も痛みが出るのは後屈時。後屈をすると、腰の下の方(仙腸関節付近)に痛みがビーンと鋭く出る。

うつ伏せで後ろ側からチェック。

下部胸椎から腰椎まで全て押すと痛みが出る。また、仙腸関節の所も左右同じように痛みが出る。腰部の張りは全体的にかなりあり、臀部も中臀筋を中心としてパンパンで、もも裏もとても張っており押すと痛みが出る。

そこでまずは、

頭と両腰に計3本針をする。

これで腰椎の2〜4番以外の痛みは取れる。腰部や臀部なども全体的に緩みが出てくる。

ここで頭の針に刺激を加えながら腰椎の2〜4番に手当て。

これで腰椎の2〜4番の痛みがだいぶ緩和される。

そのまま寝て頂き、その後針を取って、動きの確認。

前屈はだいぶ楽になってスムーズに。後屈は最初よりは楽になっているがまだまだ痛みが出て動きも出ない。

そこで次に、上向きでソケイ部のチェック。

ソケイ部は両方とも痛みがあり、特にソケイ部の外側よりもかなり内側に痛みが出ている。

そこで、

両足に2本針をして、

これで再度ソケイ部を診てみると、結構手が入って緩んだ感じがある。

なので針を取って、再度動いてもらう。

前屈はさっきよりもかなりスムーズになり、後屈での痛みや張り感・動きの硬さがなくなる。

「今はゼロ!」

と本人の口から出たので、これで今回はOK。

腰椎分離症やすべり症・ヘルニアなど様々な症状名があり、それらで悩んでいる方は多いと思います。しかしながら、それらは病名なだけであって、どんなものでも自分自身の「自己治癒力」で治していく以外方法はありません。

たとえ手術の選択をしても切った所で最後は自分の細胞が頑張って治していくのです。手術は体へのダメージが大きい分、それに比例して自己治癒力が発動するので、もともと自己治癒力が高い人は手術で治りますが、自己治癒力が低い人は手術をしても治ることはほぼないでしょう。手術をしても症状が消えない、軽くもならない、と訴える患者さんの数の多さがそれを物語っています。

自己治癒力を高める方法は運動・食事・睡眠の三つです。これらがしっかりと自分の体で行えるように治療が必要なのです。治療をしてちょっと歪んでいる体のシステムを正してあげれば三つが十分に出来て自己治癒力も高まり、痛みや病気にならない体になっていきます。薬や手術に早々に踏み切るのはお勧めできません。

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