五十肩:治療

2ヶ月前より右肩が急に痛くなり、動きも悪くなった。

すでに当院で数回治療をしていて、経過について。

現在は自宅でアイロン体操やタオルエクササイズ、ストレッチを毎日行って頂いているので、ご自身の努力の成果で右肩の可動域はかなり回復している。結帯動作(後ろで紐を結ぶような動き)で痛みと可動域制限が出ていたが、痛みはあるものの可動域は右は健康な左と比べても指2本分くらいしか変わらない所まで回復中。

今はご自身でリハビリを頑張っていただくことを約束して、10日に1度のペースで経過観察中。

今回は、可動域は落ちていなく、きちんと動く範囲を保てている。痛みはまだ出る。結帯の動きで肩の横の部分に痛みを感じる。

まずは上向きで首とお腹をチェック。

お腹は肝の反応あり。

首は右を後ろと横に分けてさらに4分割すると、

後ろ:上から2、3番目。

横:上から3、4番目。

に痛みが出る。

肩は前側、横側、後ろ側に全てにおいて痛みが出る。

そこで、

右の眉頭と足に2本針。

これで首の後ろの痛みと肝の反応が消える。と同時に

「後ろのゴリゴリがすっげー緩んだ気がする。いつもあるのに今はない」

と。

ただ、まだ首の横の痛みが取れていないので、

こめかみに1本追加。

これで横の上から4番目の痛みと、肩周りの痛みは取れるが、上から3番目がまだ取れないので、ストレスが多いことも考慮して、

右手首に1本追加。

これで首の横の上から3番目の痛みも取れる。

そのまま20分リラックスして寝て頂いて、次に針を取ってうつ伏せで右肩周りをマッサージ。

その後起きて頂き、同じように結帯動作をしてもらうと、

「痛くない!でもなんか、右の肘あたりが痛いな〜」

肘はおそらく書物をかなり仕事で行うので、腕の使いすぎだと思うので、腕をマッサージ。

これで再度同じように動かしてもらうと、

「あ、痛くない」

これで今回はOK。

今まで通り、可動域が落ちないようにまたご自身でリハビリを頑張って頂くことを約束して、次回はまた10日後に経過観察。

五十肩で重要なことは、まず自分自身が治すという意識を持つこと。自分でリハビリを頑張ってその結果筋肉が張ったり痛くなったところを治療で取り除いていく、ということです。治療でリハビリの効果を100%にしてあげるようなイメージです。五十肩は治療だけではある程度の所まではいきますが、完全な回復はできません。関節周りの筋肉や組織の癒着があるので、それらをはがすには、自分で動かすのが一番です。

次に大事なことは、可動域が回復してから痛みが取れる、ということ。痛みが先に取れることは私自身の臨床経験上、あまりありません。もちろん個人差があるので一概には言えませんが大抵の場合はまずは可動域が回復して次に痛みが取れてきます。

やはり痛みが続くと不安にはなると思いますが、この症状は少し特殊で治る過程が違うのでそこは心配要りません。

というわけで、五十肩はちゃんとリハビリして、治療してきちんと治しましょう!

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