膝痛、腰痛:治療

右の膝と腰痛。

いつも腰と膝は痛いが、数日前より痛みが両方とも強くなった。痛みは右側に出ていて、腰は起立筋のL1〜5レベル、膝はガーリー結節(膝関節の外側)付近に痛みが出ている。歩くときも膝は痛む。

動きは80代のご高齢なので、ご自身で動いて確かめてもらうと、歩くときに右膝の外側が痛くなるとのこと。

右を横にして上向きで寝ていただき、どこが悪いのかチェック。

まずは背骨を診ていくと、腰椎1番〜5番、仙骨上まで痛みが出ていて、臀部の梨状筋と中臀筋の張りもかなり強い。また、膝はガーリー結節付近の痛みが強く、腓骨頭までいくと痛みはない。なので腸脛靭帯もしっかり診てみると上から下まで痛みと張りが相当にある(モモの外側のこと)。さらに右のソケイ部の痛みもかなりある。

そのまま横向きで、

頭と右腰に3本針をする。

これで腰椎の痛みや臀部の張りや痛みが取れる。ただ、まだ腸脛靭帯は痛みが変わらず、右膝のガーリー結節付近の痛みは半減程度。

次に、

右足に針を1本追加。

これで膝の痛みは取れて、腸脛靭帯の張りも軽減する。

膝を温めながら15分寝ていただいて、その後針を取って再確認。

院内を歩き回っていただくと、

「ここが(右膝の内側)がまだちょっと痛いね〜」

「ん?ここ(内側)?外は?」

「外は大丈夫。内側だね〜」

外側の痛みが取れたら、今度は内側に痛みが出るみたい。

そこで、座ってもらいそのまま

右腰に1本針。

そのまま刺激を加えて、針を取ってまた再確認。

「あ〜ずいぶん良いね〜。だいぶ良いわ」

これで今回は終了。

もうあと一度やればだいぶ痛みは取れるので、あと一回来ていただいてまた経過観察で良いでしょう。

高齢の方は皆さん複数の痛みや不調を抱えています。その全てを一度で取りきることは難しいですが、痛みや不調の数を減らしたり、程度を軽くすることは100%できます。そして、高齢の方に何よりも大切なのは「今ある機能を衰えさせないこと」です。これを常に頭に入れて当院では高齢の方の治療をさせて頂いております。

少しでも健康寿命を伸ばせるお手伝いが出来るのならば、この上なく嬉しく思います。

関連記事

  1. ふくらはぎの痛み:治療

  2. 腰痛(分離症):治療

  3. 背中から肩のコリ:治療

  4. 腰痛(腰椎分離症):治療

  5. 首肩こり:治療

  6. 腰痛(ギックリ腰):治療

PAGE TOP