膝痛:治療

右の膝裏に痛みが出て病院を受診し「半月板の損傷ではないか」と言われて、薬を処方されて様子を見ていたが一向に良くならず痛みは引かない。座ったまま右足をあげる動きをすると膝裏に痛みが走る。とにかく痛みが不快で仕事にも支障が出るのでどうにかして欲しい。

動きをチェック。

座ったまま右足を上げると右膝裏に痛みが出る。(股関節屈曲)。膝のお皿周りには痛みは出ない。

次にうつ伏せで腰周りから確認。

腰椎下部と右の臀部に痛みがあり、筋肉の張りも強い。また、右のハムストリングの張りも強く膝裏も硬いものと圧痛があり、足の裏も何点か押すと痛みが出る。これらの症状から、反応的に座骨神経痛だな〜と思いながら、

両方の背中も痛いと訴えていたので、頭と両腰に3本針をする。

これで腰椎や臀部の張りや背中の張りや痛みも取れる。ただ、まだ右ハムストリングと膝裏の硬さは半減程度。

次に、

右腰に1本追加。

これで再確認。右ハムストリングの張りと痛みが取れて、足裏の痛みも消える。膝裏の硬さは痛みは消えたが硬さが若干残る感じがしたので、

右足に1本追加。

これで右の膝裏の硬さもなくなった。

そのまま15分寝て頂いて、次に上向きでチェック。

お腹は胃、子宮に反応があり、右のソケイ部も押すと体が避けるくらい痛みがあった。おそらくこれも大きな要因の一つと考えて、

額と右足に2本針をする。

これでお腹の反応がなくなり、ソケイ部の痛みも3割くらいまで落ちて押しても避けることはなくなった。けれど、まだ3割の痛みがあるので、

右の脇腹に1本追加。

これにてソケイ部の痛みが消える。

「先生、そこさっき痛かった所ですか?」

と言うほどなので、痛みは自覚的にも消えている。

そのまま足裏を温めながら10分。

針を取って起きて頂き、動きの確認。

座ったまま右足を上げても、

「あら、痛くない。上げても大丈夫。痛くないです。」

こう言って頂いたのでこれにてOK。

さらに、

「体がすっごい緩んだ気がして、とってもサッパリしました」

とも。

ストレスか何かで全身もガチガチだったので、一気に緩むとそういう感覚もより感じやすいでしょうね。とにかく良くなってくれて一安心。

膝の痛みは病院を受診すると、特に高齢の場合はなんとなく半月板や軟骨が原因と診断されますが、今回のように腰から来ているケースも少なくありません。特に座骨神経痛は膝裏に痛みを出しやすいので、そこも要チェックです。ちなみに多くの場合は半月板ならお皿の下の左右のくぼんだ所、軟骨なら膝の横の部分に痛みが出るので痛みの箇所でもある程度は予測も出来ます。

医師の診断もいろんな病院事情や見解や専門性があるので決して否定はしません。ただ、本当の原因が違うこともあり、その時はそれに見合った治療をしないと改善しない、ということも一つ知っておかれると良いと思います。

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