お盆の最中は自宅で休んでいる事が多く、いつもは右の腰が痛くなるのだが今回は座っている時間が長かったせいか左の腰が痛い。座っているとグーっと奥の方が痛くなって自分で腰部を叩いている。足に痺れが出たりという事はない。
動きを診ると、前屈で最も痛く、次にひねり、次に後屈で左の腰部に痛みが出る。右も若干ある事はある。
うつ伏せでどこが痛いか診ていくと、腰椎の2番を中心に痛みが強く出ている。左の腰椎1番〜3番レベルの起立筋に著名な圧痛と張り、さらにお尻とハムストリングの張りも相当にある。
うつ伏せのまま、
頭と両腰に3本針をする。
これで腰椎2番付近の痛みやお尻の張りがかなり取れて、全体的にふわっと緩む。
そのまま20分ゆっくりと足の裏を赤外線で温めながらリラックスして頂く。(冷えもかなりあったので)
20分経過して針を取って、動いて頂くと前屈や後屈は問題無し。右ひねりの時に左腰が少しだけ突っ張るとのことだったので、
左上の横向きで中臀筋と腸骨稜の周りをマッサージして、筋張った所が緩まった所で再度起きてひねりのチェック。
ひねっても問題無し。全ての動きで痛みはなく、スムーズに動くようになりました。
本人曰く「全然違う」らしいです。そう言って頂き、最初は結構痛そうだったので少し安心しました。ただ、体に冷えがかなり入っていたので、冷房の効きすぎや冷たいものの取りすぎなどをすると、体が冷えて筋肉も冷えて硬くなり、また痛みが出るので注意するようにお伝えして終了。
治療以外の日常での過ごし方をほんの少しでも意識して改善すると、治療効果が長くなったり、治療効果そのものが高くなるので、出来る事からで良いのでぜひ痛みを抱えている方はやって頂きたいです。
痛みや不調を作っているのは誰でもなく自分自身です!ちゃんと自分の体も労ってあげてください。