頚椎ヘルニア:治療

頚椎ヘルニアが複数あるケース。

一ヶ月前より首が痛くなり整形外科を受診した。レントゲンやMRIを撮像した結果、4箇所ヘルニアがあると診断される。右2箇所、左2箇所で計4箇所だが、何番が出ているかは覚えていない。ただ、よく思い返せばここ数ヶ月、仕事をしていて重いものを持つ時やそれに限らず物をよく落とすことが多かった。現在は痺れはないが、少し首を動かすだけでとても痛く、特に右側に力が入らない。

首の動きを診ると、前屈、後屈、傾け、振り向き、全ての動作が少し動かしただけで痛みが出る。特に後屈が一番痛みが出るとのこと。

上向きでまずは首からチェック。

首を後ろと横の2つに分けて、さらにそれぞれ上から下まで4つに分けて診ていく。

首の後ろは両方とも上から下まで痛む。特に右側は左に比べて遥かに痛い。さらに右の上から2番目に一番強い痛みがある。

次に横を診ると、左は痛む場所はなし。右は上から1番目と2番目に痛みが出る。3番目、4番目は痛みはない。

これらを考慮して、

まずは額と両足に計3本針をする。

これで全体的な首の張りは取れる。痛みも右の後ろの2番目と横の1、2番目以外の痛みもなくなる。

次に、

右手首に1本針を追加。

これで通常の肩こりくらいならば取れるけれど、頚椎ヘルニアはそうはいかない。まだ右の後ろの2番目と横の2番目の痛みは半減程度。横の1番目の痛みは取れる。

頚椎ヘルニアの場所をもう一度思い出せるか聞いてみると、

「たしか、右は3番4番と、、下の方だったかな」

3〜 4番ならば丁度痛みが取りきれない箇所に合致する。

次にうつ伏せで、頚椎の7番付近をマッサージして、頚椎の右の3〜4番の硬い箇所に直接針をする。

少し時間を置いて、針を取って起きてもらい、首をチェックして頂くと、

「まだ右の1箇所にピンポイントで痛みは残るけど、全体的にすごい軽い!あと、手術は知り合いの話を聞いて絶対嫌だから痛みと付き合っていくことを決めてます」

痛みはまだヘルニアが神経に触れているのが引っ込むまでは少しは出るでしょうが、来る時のような激痛や首を動かせない不便さはかなり改善されました。とにかく頚椎に負担がかからないように、首や肩周りの筋肉を柔らかくしてきちんと頭の重さを受けられるようにすることが重要なのと、自己治癒力を高めてヘルニア部分を自分の細胞が削るスピードを高めていくことが大切です。

頚椎ヘルニアはあまりの重症の場合は慎重に考えないといけませんが、大抵は手術のリスクを考えると治療で治していく方が良いと思います。いずれの場合でも、まずは治療してみて経過を見て、それでも改善しなければ手術の選択を考えた方が良いでしょう。もし頚椎ヘルニアでお悩みの際は一度ご相談ください。

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