かかとの痛み(骨棘):治療

今回はかかとの痛みです。

左足のかかとが痛み出し、何をしても痛みが引かない状況が約1か月続いた。ただし、趣味のテニスは出来ていた。痛むのは日常生活で硬い地面の上にかかとが当たったときにズキンと鋭い痛みが出ていた。

当院でも全身を定期的に治療していて、かかとに関しては2回ほど治療をしても変化が芳しくなかったので、骨棘を疑い整形受診を勧めた。整形を受診して頂いたところ、そこそこ大きな骨棘がレントゲンにてはっきりと写し出された。骨棘の診断を受けて痛み止めと湿布が処方されたが全く効果は無し。

そんな状況で、まずはかかとを含めて関連部位を診察。

腰椎を押してみると、腰椎は1番〜5番まであるが、全てにおいて痛みがある。その下の仙骨上にも痛みが有り。さらに臀部も痛みが著名でモモ裏のハムストリングもパンパン。ふくらはぎもパンパンで押すと痛みも相当に有る。

かかとは内側のあたりに強い圧痛がある。

そこでうつ伏せで、

頭と左腰に計3本針をする。

これでかかとの痛み以外は全て無くなる。かかとの痛みは最初が10だとすると現在は6〜7くらい。

かかと以外の場所の状態が全て良くなっているのに、それでもまだかかとだけが痛いのはかかとの骨棘が悪いことを意味している。

次に、

左の足裏に1本針を追加。

これで6〜7の痛みは4〜5に。

足底筋膜炎や腱膜炎ならばここまでやれば痛みは消えるはずだけれど、骨に棘が出来ているのでなかなか痛みが減らない。極端に言えば骨折の痛みを消そうとしているのだから無理もないかも知れない。が、まだやることはあるので、

この足裏のツボと、かかとの一番痛いところにそれぞれお灸をする。

これで痛みが2くらいまで落ちる。

これで起きて頂いて歩いてもらうと、

「足がすごい軽い!」と言いながらつま先立ちも軽々行っていました。

かかとは今の段階では痛みは出ないけれど、普段どうか、という感じ。

そこで最後に、かかとの痛みに関連するツボに自分でお灸を毎日して頂くことを約束。さらにテニス後のアイシングも必須なので、それも約束。

この治療を2回ほど2週間に1回のペースで行った所、日常生活でのかかとの痛みもかなり楽になってきたとのこと。

「前まで、フローリングにふと足着くと痛っとなってたけど、最近はほとんど気にならない。むしろ右の股関節が痛い、何で〜〜」

と言っていたくらいなので、かなり痛みのレベルも日常生活での不便もなくなってきて改善されています。もちろんテニスもきちんとやっています。

かかとの棘(骨棘)は、骨や筋肉に負担がかかり過ぎることで、かかとの骨がそれ以上の負担に耐えようとして棘を作ってしまいます。この棘は手術しない限りはなくなることはなく、骨の問題なのでどうにもなりません、と医師からは言われるし普通に考えてもそうなので諦めている方も多いです。

しかしながら、棘が悪くて痛いならば毎回足を着くたびに痛みが出ないと辻褄が合いません。これは腰のヘルニアと一緒で、原因があるとするならばずーっと痛みがないと本当の原因とは言えないのです。にも関わらず痛みが出たり出なかったり、それはなぜかということです。

これは現在の自分自身の全身状態が関係しています。状態が良い時は痛みが出ないんです。なので、急性の場合を除いて骨からの痛みだろうが筋肉だろうがヘルニアだろうが、痛みが出ないようにすることは必ず出来ます。骨棘があるから仕方ない、という考えはもったいないです。痛みを取ることも快適に今後を過ごすことも十分に出来ます。

諦める前にやることをやってみましょうね!Just do it!!

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