背中の痛み・腫れ:治療

今回は背中の痛みと腫れのケース。

いつも疲れが溜まると左の背中(背中と腰の境目)が腫れ上がってくる。その他に首や肩こりもあり、最近は職場の冷房が直撃するためにかなり足先が冷えて寒い思いもしている。けれどその割には汗をかきやすい。

背中の腫れに関しては検診で引っかかるものもなく、特にどこが悪いという指摘は受けていない。

まずは体調面が絡んでいるので、上向きから体をチェック。

首を後ろと横の2つに分けて、さらにそれぞれ4つのエリアに分けて診ていくと、後ろの上から2番目が特に強い痛みが出ている。その他、後ろの1番上や横の上から3番目にも痛みが出ている。

次にお腹を診ると、胃、脾、膵、肝、腎の反応あり。上向きのまま背中(腫れている所)を押すと、それも痛みが出る。

では治療開始。

額と両足に計3本針。

これで再度チェックすると、首は後ろの上から2番目の痛みがほんのわずか残るくらいでその他はOK。

お腹は膵の反応以外は取れている。背中の腫れも痛みがなく、ずいぶん緩む。

次に、

左の手首に1本針を追加。さらに両足の針を再度刺激。

これでお腹の膵の反応が取れて、首の後ろの痛みもなくなる。

そのまま20分寝て頂き、次はうつ伏せになって頂き冷えの治療。

足裏のこのツボに針でなく、お灸を左右各21壮ずつ。

これで本人が足がじんわり温かくなる感覚を覚える。この感覚が出ればOK。大体は14〜21壮くらいで温かくなる感覚が出ることが多いです。(ホットフラッシュ、冷え、その他更年期障害にかなり効きます)

念のため再度背中を診ると、痛みはないのだがまだ若干腫れがあるので、

左足に針を1本だけして、これで背中の腫れが完璧になくなり左右均一に。

これで起きて頂き、背中や首や肩の感じを尋ねると、

「いや〜軽い、すごい首も回る」

とのことでした。

たまに背中が腫れている方を診ますが、腫れている場所によって変わりますがこのケースは腎機能が弱いから背中が腫れていました。これがもう少し上だとおそらく胃だし、右側なら肝臓だし、と背中には内臓の反応が出やすいです。

なので、「え〜先生、何でそんなことまで分かるの?!」とよく言われますが、別に特殊能力でも何でもなく背中に出ている反応を診ているだけです。本当に体は素直で正直なので、身体診察をしていけばその人のどこが、何が悪いかということを教えてくれます。

自分で不調に気づかないという方もいますが、よく観察してみると良いかも知れません。きっと、朝が怠い、寝つきが悪くなった、午前中で疲れる、頭がぼーっとしてくる、など何かしらのサインは出ていると思います。そういうちょっとした体からのサインを汲み取ってあげて、早く労ってあげてくださいね。

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