メニエール病:治療

今回のケースはメニエール病と診断された方のめまいの症例。

先日、急にめまいがして気持ち悪くなり、どんどん悪化してどうにもならなくなり救急車で搬送された。病院では様々な検査を行い、結果的にメニエール病と診断された。その後は薬を数種類処方されて服用している。しかしながら、めまいは一向に治まることなく、寝てから起き上がるなどの動作でしばらくめまいがグルグルと起こる。耳鳴りはしないが、左耳がボワーンと変な感じがする。

喘息もあり、血圧も高いので普段から10種類以上の薬を飲んでいる。毎朝は頭を交換したいくらいに、頭が重く首や肩がパンパンに張る。

この場合だと、薬を多く飲んでいることもあるので、首とお腹を詳しく診たく思い、仰向けからスタート。

まずはお腹を診ると、胃、腎、肝、胆、子宮、卵巣、脾、膵に反応有り。

次に首を診ると、首の後ろを4つに分けて押していくと一番上から三番目までに両方とも痛みが出る。首の横も4つに分けて押していくと、右はそんなに痛みはないが、左は一番上から三番目まで痛みがあり、特に三番目に大きな痛みが出る。

そこで、

まずは額と両足に三本針をする。

これでそれぞれの痛みは取れて、残るは左首の横の上から三番目の痛みだけになる。

なので、

左の手首に一本針を追加。

これで左首の横の痛みが取れて、全て痛みは取れる。

そのまま20分寝て頂き、起きてもらうと、グルグルする感じは出なく、首や肩も相当軽くなって楽だとのこと。

そして、朝から毎日10種類以上の薬を服用しているのもメニエールと関連が深いと思い、処方した医師か近くの薬剤師さんに相談してもらうようにお伝えしました。おくすり手帳を見せて頂きましたが、明らかに不要な薬が半分くらいある。こんなメチャクチャな処方をする医師が今時いるのだろうか、と思うくらい。

それを患者さん本人に聞いてみると、どうやらその医師は患者の話は一切聞かず、薬の出る量も多くて地元では有名らしいです。素晴らしい医師がいらっしゃる一方で、そのような医師もいるのは残念です。

そしてその日は帰宅して頂き、翌日に来院していただいた際には、今朝は首や肩の重さはなく快適で、治療して以降めまいは全然出ないとのことでした。その日も基本的に同様に治療して、次は初診から一週間後に来院して頂き、経過が良ければ後はご自身で経過観察してもらえれば良い事になりました。

この経過を診ると、そもそもメニエール病だったのかな、とも思いますが、診断がついている以上メニエール病なのでしょう。眼振も出ていたみたいですので。ただ、どんな病気でもそうですが、病気には各種薬が出たりしますが、最後に治すのは絶対に自分です。薬で治るわけではありません。薬は自分で治すための些細な補助でしかありません。だから、どんな症状でもその人その人の弱い所を補うようにして、余る所は排出するような治療を行うのです。

例えば、内臓の血行が悪かったら内臓に血液が巡るように、首が硬ければ首を柔らかくする、といった実は単純なことが大切なのです。だから、どんな病気や症状でもいたずらに心配する事なく、まずはシンプルに考えてみることが大事です。私は進行性の病気以外は、生きている以上治らないことは絶対にないと思っています。実際に当院のみなさんは改善していますしね。だからどんなことでも大丈夫ですよ。治らないものはありません!

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