腰椎分離症、すべり症の特徴

主に12〜17歳のスポーツを行っている若年者に多く、腰椎の関節突起間部の疲労骨折が原因とされ、ほとんどの場合は第5腰椎に発症し体幹の後屈で痛みが増悪します。分離部を放置していると、分離部に何かしらの外力が伝わると腰椎が前方にすべってしまい、腰椎分離すべり症となります。また、分離部が偽関節になってしまわないように早期の治療が必要とされます。しかしながら成人になってからの分離症は自覚症状が全くないことが多く、腰痛で病院を受診した際に偶発的に分離が発見されることも多々有ります。

検査について

検査においてはレントゲンで分離がないかどうか確かめます。レントゲンは基本的に正面、横、斜めからの4方向からの撮影で、すべりが発見されれば横から前屈と後屈の2方向を追加します。CTやMRIでは初期段階での発見に有効とされ、特にMRIは初期段階でも信号変化を捉えることが出来るので有用とされています。

治療について

保存療法で治る時期とそうでない時期があるために、CTやMRIでどちらの時期か診断し、治る時期ならばスポーツを中断し安静にして骨癒合を期待します。保存療法で治らない時期であれば、痛みがなくなれば運動復帰も可能ですが、すべり症に移行して神経を圧迫し日常に支障が出るようならば椎体がすべらないように固定する手術も行われます。

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