緊張型頭痛とは

緊張型頭痛では稀発反復性緊張型頭痛、頻発反復性緊張型頭痛、慢性緊張型頭痛に分けられます。稀発反復性頭痛は症状が軽度で発作頻度も低いため、この頭痛を除いた他のものが治療対象となる場合がほとんどです。

緊張型頭痛の症状

頻発反復性緊張型頭痛、慢性緊張型頭痛は両者ともに両側性で後頭部を中心に圧迫感や締め付け感を伴い次第に眼窩後部や側頭部へ放散することもあり、頭痛の強度としては軽度〜中等度であり片頭痛とは異なり随伴症状がなく、日常動作(歩行、階段昇降など)では頭痛は増悪しないこと、音過敏か光過敏のどちらかがみられるという特徴があります。その他に頭部や頚部、肩の各筋肉に圧痛を伴うことも多くあります。

緊張型頭痛の特徴、病態

頻発性緊張型頭痛は末梢性疼痛を主とし3ヶ月以上、平均1ヶ月に14日以内の頭痛発作が発生し数十分〜数時間持続することに対して、慢性緊張型頭痛は中枢性疼痛を主とし3ヶ月以上、平均1ヶ月に15日以上の頭痛発作が発生し数時間〜数日感持続し、中には絶え間なく頭痛を感じることがあり頻発性緊張型頭痛から発展した頭痛です。また、非頭痛者と比べ血液中のインターロイキン-1βが有意に上昇したという報告もあり神経血管性炎症が関わっているのではとも言われています。

緊張型頭痛の治療

治療においては両者ともに理学療法や物理療法などが施され、慢性緊張型頭痛は中枢性の疼痛のため抗うつ薬が使用されることもあります。ただ、誘発因子となりうる生活習慣の改善や、鎮痛薬の過剰摂取などの増悪因子を除去していくこともとても大切です。

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